粉体工学会/製剤と粒子設計部会
The Society of Powder Technology, Japan/Division of Particulate Design and Preparations
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平成19年度標準処方研究会
2007年8月31日 更新
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活動状況について
名城大学薬学部  砂田久一
                            
 本年は新しく静岡県立大学薬学部創剤科学分野に赴任された板井 茂先生に特別講演をお願いしました。「製剤開発への確率密度関数の応用」という演題で、製剤開発を行うにあたり、従来とは異なった観点より解析し、実用化をはかるいついう興味ある内容をお話しして頂きます。
 研究会では直打用賦形剤を用いない直打法についての研究をほぼ完了し、モデル薬物としてアセトアミノフェンを用いた直打用賦形剤についての混合、打錠実験を行っております。ご存知のように標準処方は乳糖:コーンスターチ=7:3の処方なので、通常の乳糖を直打用マン二トール、造粒乳糖、スプレードライ乳糖、無水乳頭、リン酸水素カルシウムに置き換えて、直打法における結果とその評価についての報告をいたします。今年は京都の菊水製作所のご好意により、8月9,10日の二日間にわたり企画委員が同研究所に参集し立会い実験を行いました。この結果についても研究会報告のなかで詳細な説明があります。また、各研究機関において 得られた研究結果についての発表も予定されております。
乾式法についての研究は、昨年からの継続実験としてステアリン酸マグネシウムの適正量、スケールアップ、含量均一性の評価などについての報告があります。
 この詳細なる経緯および内容については、平成14年度、15年度、16年度の研究会報告(平成14,15,16,17年度標準処方研究会、講演要旨集)、特に谷野忠嗣氏による16年度の研究会報告まとめ[乾式法による錠剤化研究•2004まとめ]があります。
 フォーラムには3題あり、いずれも充実した興味ある内容であります。
 研究会が設立されて16年間に取り組んだテーマは細粒の標準処方、標準の製造条件、製品の標準の評価法に始まり、打錠用顆粒、コーティング錠用顆粒、顆粒や錠剤中の含量均一性に関するものであり、それぞれについて得られた価値ある結果は多くの学術雑誌(PHARM TECH JAPANに8報、粉体工学会誌に2報の他にD.D.I.P.と P.S.&T.S.誌、薬剤学会誌、粉体工学会・製剤と粒子設計部会「標準処方研究会報告〈1〉細粒に関する研究」、「粒子設計と製剤技術(薬事時報社)」「粒子設計工学-新素材開発のキーテクノロジー〈産業図書〉」)に掲載されました。
 最近の研究内容については、ファームテックジャパン8月号141ページの[製剤と粒子設計]コーナーに”標準処方研究会報告:直接打錠に関する検討と将来展望(砂田久一、長谷川正樹、谷野忠嗣)“に詳細な記事が掲載されておりますので、是非ご参照下さい。
 また、研究会以外でも標準処方に基づいた研究発表や、装置、条件、処方等が異なるものの標準処方研究会のテーマから派生した研究発表も学会やシンポジウムで多く見られるようになり、新人の教育だけでなく各研究機関の活性化に大いに役立っております。
この研究会の活動は実験を計画し実施する企画委員会のメンバーだけでなく、研究会のメンバーを含む多くの研究所や会社の方々のご協力に支えられてきました。この紙面をお借りして感謝の意を表わすと共に、研究会の発展のためにも、今後も引き続き有益なご意見を賜りますようお願いいたします。

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